2.熱と電気の相似

第4回 昇温時間を支配する熱容量

「熱抵抗」は熱的に定常状態での計算になりますが、非定常状態、つまり時間とともに温度が上昇するような過渡応答の解析では「熱抵抗」に加えて「熱容量」を使った計算が必要になります。「熱容量」は電気回路に置き換えるとコンデンサに対応しますので、過渡的な熱計算はRとCの回路網で考えることができます。この「熱容量」は物質の体積と物性値で計算がすることができます。そして「熱容量」が大きいほど熱時定数が大きくなり、温度上昇などに時間がかかることになります。今回はこの「熱容量」について考えてみます。

2024/03/29 (11:47)

本動画は期間限定公開です。

この動画を視聴するにはログイン/新規会員登録が必要です

弊社または権利所有者の事前の承諾なしに、掲載内容のすべてまたは一部を許可なく使用
(複製、改変、転載、流用、配布、掲示、販売、出版など)することは法律で固く禁止されています。

伝熱の話Topページへ

製品のお問い合わせはこちら

お客様の課題に合わせてご提案します。お気軽にご相談ください。