ゼロディフェクト・フローの構築とともに、さらなる飛躍を目指して
KOAがさらなる成長を遂げていくために欠かすことのできない「新製品開発」。車載用(自動車向け部品)、医療機器用などさまざまな領域において、新たな抵抗器の誕生がますます期待されています。
また、それに伴い同社が力を注いでいるのが、「ひとつの不良品も出さない・つくらない――ゼロディフェクト・フロー」の構築を目指した活動。車載向けをはじめ、医療、航空・宇宙といった高信頼性が要求されるアプリケーションにおいても、お客様に安心してお使いいただける製品をご提供するために、KOAのみならず、KOAグループの社員が一丸となって邁進しています。そのような中で3人もさらなる飛躍を目指して、各自の目標を力強く掲げ積極的に取り組んでいます。
「ゼロディフェクト・フローの構築は、製品に関する部門だけの問題ではありません。製品には直接的にかかわらない間接部門でも、業務品質を向上させる努力をしています。私の場合は、制度会計と管理会計という両側面から経理の仕事を10年間続けてきましたが、まだまだ奥の深さを感じています。プロフェッショナルとして、さらにこの仕事を極めていきたいですね。(Yさん)」
「入社3年目にして、ようやく業務の全体像が見えてきました。私は、仕事を進める上では、自分の担当している仕事の背景や関係する業務などを考え、仕事の全体像を理解することが大切だと考えています。そうすることで、現場で起きている問題の真因を正確に理解でき、私がやるべき取り組みや計画ができると思っています。不具合品を一本たりとも社外流出させないゼロディフェクトの活動は、私の部門が取り組む重要課題の一つです。私も生産現場の方々と力を合わせ、簡単では無いですが達成しなければならないこの目標に挑んでいます。その上で、KOAが本当に達成しなければいけないことは、お客様はもちろん、株主様や取引先の方々、地域の方々といった、KOAと関係するすべての方々との信頼関係構築です。私も、まずは自分の仕事と関わるすべての方々から、「お前に頼めば絶対に安心だ。頼む。」と言っていただけるように、日頃の業務一つ一つの品質を高めていきたいと考えています。そういった、社員一人ひとりの小さな積み重ねが、会社全体の目標達成へ繋がっていくと思っています。(Oさん)」
「開発担当者として、信頼性の高い製品を世の中にどんどんリリースしていきたいですね。スピードアップと正確さは相反する課題ですが、それをクリアするために何が必要で、何を学び、どんな行動が必要かを真剣に考え、精一杯がんばります。(Uさん)」
そして最後に、どんな人がKOAに向いているのかを彼らに聞いてみました。回答は「まじめな人、相手に対する思いやりと自然環境を大切にする人、ニュアンスを嗅ぎ取るような勘のいい人、目標を成し遂げるために困難にも立ち向かっていける人、仕事の優先順位を考えられるバランス感覚のいい人…。」
でも、やっぱり一番求めているのは、「KOAを好きになって、常にやる気と高いモチベーションを持って行動していこうという人」。そんな人たちにとって、KOAは限りなくチャンスの広がっている会社だと感じました。