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長期間に亘り安定して正確に温度測定を行うため、温度センサには以下が求められます。
(1)温度変化に対する抵抗値変化の直線性
(2)使用温度範囲における特性の長期安定性
当社の白金薄膜温度センサはリニア正温度係数抵抗器の中でも直線性が良い製品です。このため変換テーブルを用いず、抵抗値から関数を用いた演算により温度を求めることが可能です。
高精度に温度測定を行うためには、長期間に亘り抵抗値変化率が小さいことが求められます。白金薄膜温度センサはリニア正温度係数抵抗器やサーミスタなどと比較して抵抗値変化率が小さい特長があります。
また、当社の小形白金薄膜温度センサSDT310HCTP は独自の構造により、抵抗値変化率が非常に小さく、長期安定性に優れています。
例
・300℃・1,000時間:±0.06%(保証値)
・400℃・1,000時間:±0.12%(保証値)
当社の白金薄膜温度センサは、使用温度範囲が-55℃~+650℃と広範囲で、さらに全温度範囲で許容差を保証している製品ラインアップもあります。
下図に示すように温度センサのひとつである熱電対と白金薄膜温度センサを比較すると、産業機器や計測機器で一般的に使用される -55℃~+300℃ の温度範囲において、熱電対よりも白金薄膜温度センサの方が高精度となっています。
※白金薄膜温度センサを用いて温度計測を行う際は、自己発熱の影響が出ないよう微小電流でご使用ください。
一般的に白金薄膜温度センサは2線式で温度測定が可能ですが、3線式・4線式で接続することにより、線抵抗の影響を打ち消すことが可能です。高精度温度計測には3端子・4端子接続を推奨します。
チップタイプ
SDT73H
角形チップ白金薄膜温度センサ
SDT73S
角形チップ白金薄膜温度センサ(高耐熱)
SDT73V
角形チップ白金薄膜温度センサ(自動車用)
アキシャルリードタイプ
SDT101
白金薄膜温度センサ
ラジアルリードタイプ
SDT310
小形白金薄膜温度センサ
SDT310HCTP
小形白金薄膜温度センサ(細形)
SDT310VASP2
小形白金薄膜温度センサ(小形ヒーター素子)
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