回路チェック(チェック端子)

チェック端子(チェッカーチップ)とは

回路設計で試作基板の動作を確認する際や、製造・組立工程で電気特性を調整・確認する場合に便利なのが チェック端子 です。名称は「チェッカーチップ」やターミナルポスト、テストポイント、プローブポイント、コンタクトピンなどと呼ばれます。

電子部品を実装した基板の動作確認ではオシロスコープを使用して過渡的な動作や信号を確認する場合があり、プローブを手に持って回路に当てることは、人体の静電容量による影響やノイズの原因となり、また、長時間保持することも困難です。

このようにチェック端子はプローブを引っ掛けることができる形状であり、かつホールド性が求められます。

チェック端子画像

チェック端子画像

KOAのチェック端子「チェッカーチップ」はリング形状のため、左右どちらからでもプロービングが可能です。

チェッカーチップの特長

  • 表面実装に適したチップタイプで、チップ抵抗器やMLCCと同様に自動搭載が可能
  • どの角度からもプロービングしやすいリング形状
  • 豊富なサイズラインアップ(1608、2012、3216)で基板のスペースやプローブの形状に合わせた選定が可能
  • 内側はめっきされていないため、フローはんだ付けも可能

種別 品番 外形寸法(mm)

SMD

RCU

1.6×0.8×1.15

SMD

RCT

2.0×1.25×1.45

SMD

RCS

3.2×1.6×1.25

SMD

RCW

3.2×1.6×2.0

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