2024年9月2日(月)13:30より、「抵抗器の革新的定格電力アップが支える製品価値向上」と題して会員限定無料Webセミナーを開催いたします。
KOAはこの度、耐パルス・耐サージチップ抵抗器であるSG73P/Sの大幅な定格電力アップを実現し、高温での使用可能電力についても大幅に向上しました。こうした部品の活用により、小型・高性能・低コスト化といった付加価値の高い電子機器の実現が可能となります。本セミナーでは、定格電力アップを可能とした端子部温度規定を始めとする技術的バックボーンの解説と、抵抗器を安心してご使用いただくための提案をお届けします。
開催概要
日時 | 2024年9月2日(月) 13:30~17:00 (各60分+質疑応答10分) |
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形式 | Zoomウェビナー |
申込 |
事前登録制(参加無料) |
知って納得!カテゴリ電力がもたらしたチップ抵抗器使用可能範囲の革新的拡大
KOA株式会社 |
7月末にリリースされた耐パルス/耐サージチップ抵抗器SG73P/Sシリーズの新定格は、定格電力が大幅に高くなるだけではなく、カテゴリ電力により高温領域での消費可能電力が格段に増加します。革新的と言えるほど広範囲の保証が可能となった電子機器を安全に使用するためには、抵抗器の使用温度と消費可能電力の関係を定めた負荷軽減曲線の成り立ちと、端子部温度規定の理解が不可欠です。特に負荷軽減曲線の成り立ちについては、正しく説明している文献や動画は皆無ですので、この機会をお見逃しなく。 |
小形・高定格チップ抵抗器の温度上昇と基板温度コントロールのポイント
~小さな部品を安心してご使用いただくために~
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チップ抵抗器は小形化・高電力化が進み、この20年の間に定格電力が2倍以上に向上している製品も多数あります。7月末に定格アップがリリースされたSG73P/Sシリーズでは、1608サイズで0.5W、2012サイズで0.75Wなど非常に高い定格電力を実現しています。このような小形・高定格チップ抵抗器は便利な一方で、基板放熱が不足すると過剰な温度上昇を招いてしまうリスクも同時に抱えています。小形・高定格チップ抵抗器の温度上昇の実際と、温度コントロールのための対策についてご説明します。 |
最新機器に学ぶ熱設計による製品価値創造
~当たり前品質から魅力品質への転換アプローチ~
株式会社サーマルデザインラボ |
熱設計は典型的な「当たり前品質」(できて当たり前、失敗すると叩かれる)として長年耐え忍んできました。しかし新デバイスや高出力、高定格品が登場する中、こうした部品のメリットを生かしてより魅力的な商品を生み出すことが重要で、これを支える技術が熱設計です。熱設計は今や製品の魅力品質を生み出す原動力となっています。ここではさまざまなアイディアを盛り込んで製品価値を高めた事例、その設計思想などを分析して、今後の熱設計の在り方を考えてみます。 |
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*セミナーは終了しました