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今回の先生 吉澤 政巳さん 本田 利行さん 松尾 英人さん
   自然とじょうずにつきあう日本の家  〜障子張り体験を通して〜

CATV 2008年2月放送

 今回の朝の学舎は、高遠小学校4年生が、障子貼り体験を通して、自然とじょうずにつきあってきた日本の家屋について学びました。障子貼りの舞台は、伊那市高遠町の『進徳館』。ここは、日本の近代教育の基礎を築いた伊沢修二をはじめ、優れた人材を輩出した高遠藩の藩校として知られる貴重な建物で、1860年に開校されました。今回は、特別に許可を受けて、高遠小学校の子どもたちが進徳館の障子を貼りかえる体験をしました。

720 静止画 障子 13.jpg   子供たちは障子や日本の家の優れた点について話を聞いた後、グループに分かれて進徳館の障子貼りを行いました。

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吉澤 政巳さんからのメッセージ  ーMessage from Msami Yoshizawaー


障子は1300年も前から日本で使われてきました。障子には様々な良さや魅力があるので、子供たちには障子張りを体験することで、いろいろと感じ取っていってほしいと思います。何と言っても、破れても自分で張り直して使えるという良さがありますね。
 また、紙や木や土でできている、日本の家の良さを感じ取ってほしいと思います。家だけでなく、環境のことも考えてもらえれば嬉しいですね。

プロフィール 工学博士 信濃建築史研究室主宰 特定非営利法人「信州伝統的建造物保存技術研究会」副理事長。 茅葺きや蔵など、日本の伝統的建築の研究者。