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CATV ２００７年８月放送
今回の朝の学舎は、伊那市長谷で、炭焼きを中心とした自給自足の暮らしをしている炭焼き名人伊東修さんを、長谷小学校4年生が訪ねました。子供たちは、伊東さんに手ほどきしてもらい、焼いた炭を窯から運び出したり、次に焼く炭の材料を力を合わせて窯に詰める作業を体験しました。
子供たちは、夏下冬上（かかとうじょう）という炭の熾し方を教えてもらったり、炭で野菜を焼いて味わったり、山の中で楽しい時間を過ごしました。
伊東 修さんからのメッセージ ーMessage from Osamu Itoー
なんでもお金で手に入ると思っているかもしれないけれど、自分のほしいものが、自分の身の回りで手に入るような環境、自分でつくれるとい環境があるということは、何事にも替えがたき豊かさなんじゃないかな。炭もそのひとつ、自分で、欲しい、作ろうと思ったものが成功して出来て行く、こういう喜びを子供たちに伝えたいね。
都会にみんな出て行くけれど、やっぱり山村を守るという気持ちがなければいかんね。自分らしい落ち着いた生活をするには、静かな所で、豊かな気持ちを持ってやる。あくせくせずに、自分らしく生きる。俺はそう思ってやずっとやって来たんだよ。
プロフィール 杉島の炭焼き名人として知られる。自給自足の生活の傍ら、様々な年代の人たちに炭焼きの魅力を発信している。森づくりイワナ釣りも名人級。
