印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

朝の学舎制作委員会のサイトへようこそ 
Welcome to our Web Site

再生ボタン▶をクリックして番組ダイジェストをお楽しみ下さい。ボリューム調整は画面右下にあります。(約10分) 
 朝の学舎の本編DVD(1時間)を無料で貸し出します。Contactページから申込下さい。

今回の先生 飯島 敏雄さん 水は生きている 〜珪藻からのメッセージ〜

CATV 2007年4月放送

 伊那市新山の新山小学校の近くの湿地「トンボの楽園」には、世界一小さなハッチョウトンボが生息しています。珪藻研究家の飯島敏雄さんの調査によると、湿地にはハッチョウトンボのヤゴのエサとなる藻類のひとつクチビルケイソウが数多くいることがわかりました。今回の朝の学舎は、「生きている水」がテーマです。

4月ケイ藻 静止画 3.jpg   子供たちは飯島先生と湿地の調査に出かけました。湿地の水を持ち帰って教室で顕微鏡で覗くと…

4月ケイ藻 静止画 1.jpg4月ケイ藻 静止画 7.jpg4月ケイ藻 静止画 8.jpg

4月ケイ藻 静止画 2.jpg

飯島 敏雄さんからのメッセージ  -Message from Toshio Iijima-

 君たちが住んでいる新山には、ハッチョウトンボという宝物があります。伊那谷にはかつてはハッチョウトンボの生息地は30カ所以上ありましたが、きれいな水が少なくなった影響で今は数カ所になってしまいました。新山は水がきれいだということですね。
 君たちは将来、故郷を離れ都会や世界へ旅だっていくことになりますが、自分たちが住んでいる場所、ふるさとを良く知ることがとても大切だということを決して忘れないで下さい。

プロフィール  珪藻研究家 諏訪市在住 諏訪湖や天竜川の珪藻類を長年研究している。珪藻研究の第一人者として知られていた小林弘さんとの出会いもあり、珪藻研究の道へ進む。
 現在は、日本珪藻学会、国際珪藻学会に名を連ね、日本国内だけでなく、世界各地で珪藻を採取、観察、また、世界の研究者と交流を深めている。諏訪湖や天竜川の調査で大きな成果を上げている。