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  天竜川いのちのリレー①前半 朝の学舎(あしたのまなびや)WEB版 ②後半はページ下部で視聴いただけます。
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  〜ハッチョウトンボからアカウミガメへ〜

信越放送 2007年12月24日放送

天竜川河口の砂浜にアカウミガメが

 天竜川上流域の伊那市新山小学校では、近くに世界一小さなハッチョウトンボが生息していることから、地元を流れる新山川を守る活動を行っています。
 夏休み、子供たちは、天竜川の最下流の河口に広がる遠州灘の砂浜を訪ねました。新山川の小さな流れがたどり着く先を見にやってきたのです。
静止画 いのちのリレー 30.jpg
砂浜を案内してくれたのは、サンクチュアリジャパンの馬塚毅さんと    さん。砂浜には、大きなアカウミガメが産卵にやって来ていました。子供たちは、馬塚さんの指導で亀の卵を掘り、保護することになりました。砂浜に残された足跡から、卵を産んだ母亀は、片足だったことがわかりました。

静止画 いのちのリレー 38.jpg馬塚さんの指導でアカウミガメの卵を保護する子供たち

 天竜川が運んだ砂が赤ちゃんの揺りカゴだった

 南半球から長い旅をして海岸にたどりついたアカウミガメは、砂浜に上がって産卵します。遠州灘海岸の砂浜は、天竜川が運んだ砂でできていることを馬塚さんから聞き、その砂がアカウミガメの卵や赤ちゃんの揺りカゴであることを知りました。
 サンクチュアリジャパンでは、砂浜に入り込む自動車やゴミなどから卵を守るため、アカウミガメの卵を掘って保護し、孵化した子亀を海に放流する活動をつづけています。

静止画 いのちのリレー 37.jpg

静止画 いのちのリレー 62.jpg静止画 いのちのリレー 60.jpg静止画 いのちのリレー 58.jpg

地域を知ることが世界を知る一歩

珪藻の授業を行った飯島敏雄さん

 遠州灘海岸を訪ねる一年前、新山小の子供たちはハッチョウトンボの学習を行いました。湿地には、ハッチョウトンボのヤゴのエサとなるクチビルケイソウが生息していることを知りました。珪藻研究者の飯島敏雄さんは「地域をよく知ることが大切ですね」と子供たちに優しく語りかけました。
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湿地「トンボの楽園」で学習する新山小の子供たち

世界一小さなハッチョウトンボは、伊那谷の数カ所にか生息していない。静止画 いのちのリレー 7.jpg

 トンボの楽園の水を顕微鏡で覗くと、クチビルケイソウという藻類のひとつで唇の形をした珪藻がいることがわかった。静止画 いのちのリレー 14.jpg

 子供たちは、諏訪湖の近くに住む飯島先生から、珪藻とハッチョウトンボの関係や自然の中の食物連鎖について教えてもらった。この学習をもとに、水や川の学習をさらに深めることになった。

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 天竜川いのちのリレー②後半 朝の学舎(あしたのまなびや)WEB版