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「こんにちは伊那谷」は1回3分の映像シリーズです。伊那谷各地の残したい風景、伝えたい言葉、小さなお祭りや職人さんなど、ふるさとのいまを伝えます。上伊那、下伊那を巡る「小さな旅」をお楽しみ下さい。


飯田市

提灯職人三代目 伊那谷で一軒の手作りの提灯屋さん

シリーズ職人の手 2014年8月14日放送

ヒゴを巻き、提灯和紙を貼り、手書きで家紋を入れる…こんな手作り提灯屋さんが飯田市に残っています。
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原章二さんは、先代の父㓛美さんの職人技を見よう見まねで身につけ、注文に応じて美しい提灯に仕上げる筋金入りの提灯職人。家紋 などを手描きで入れる妻久美子さんとともに、祭りの盛んな飯田下伊那地域を縁の下で支える。


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提灯職人 原章二さん データ

職人技:手作り提灯 
種類:祭りに使う様々な提灯をはじめ、家紋入りの盆提灯など   
特長:丈夫な提灯和紙を使い風情ある多種多様な提灯を製造。
   家々に伝わる家紋を手描きで入れてくれる。
注文:新規は勿論、修理などの相談にも応じてくれる。 
   電話0265−22−5055

飯田市内や下伊那地域の新盆宅では、8月に入ると軒先に盆提灯(軒提灯)をつり下げ、夜になると火を入れます。通常、盆提灯は家の中の祭壇などに飾りますが、同地域では、軒先につり下げ見舞客を迎え入れる風習が残っています。盆提灯には、家紋が大きく描かれ、厳かで美しい風情をかもし出します。

提灯職人 原章二さん ミニスライドショー

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すべて親父の技を見て覚えました

綿屋提灯店 原 章二さん

右も左もわからなかったですから、すべて親父のまねをして親父がやってるようにその動きをコピーして自分で動いて覚えました。腕の使い方、指の動かし方、ヒゴの持ち方、刷毛の使い方、全部まねでしたね。
 飯田下伊那はとにかく祭りが盛んですから、微力ですがお役に立てれば嬉しいですね。どんな地域からの注文でも、心を込めて丁寧に、一つひとつ作っていきたいですね。




周辺地図 「提灯職人 原章二さん」 飯田市 綿屋提灯店周辺

提灯の歴史

提灯(ちょうちん)は、伸縮自在な構造で細い割竹等でできた枠に紙を貼り底に蝋燭を立てて光源とするもの[1]。ろうそくではなく電気による光源のものもある[1]
内部に明かりを灯し、紙などの風防を通して周囲を照らす。「提」は手にさげるという意味で、携行できる灯りを意味する。いわば昔の懐中電灯で、中に蝋燭を点して持ち歩いたが、現在では祭礼の際を除くと、日常の場でこのように使われることはほとんどない。
近年は、竹ひごや紙の代わりにプラスチックのシートを使い、蝋燭の代わりに電球を使って、主に祭りなどのイベント看板として使用されることが多い。インテリアや土産物などとしても販売されている。
提灯について書かれた最も古い文書は、1085年応徳2年)に書かれた『朝野群載』、絵画は1536年天文5年)の『日蓮聖人註画讃(巻第五)』とされている。当時の提灯も折りたたみ可能な構造であったが、張輪は付いていなかった。
江戸時代以前は、上流階級において宗教的な祭礼や儀式に使われた。江戸時代以降は蝋燭が普及したため、庶民も照明器具として使うようになった。
(Wikipediaから抜粋)


アクセス 飯田IC

飯田IC下車、飯田市街地に向かい県合同庁舎北側下段の東中央通り沿い。車で約15分。 
最寄りの駅:JR飯田線 飯田駅または桜町駅