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「こんにちは伊那谷」は1回2分半の映像シリーズです。伊那谷各地の残したい風景、伝えたい言葉、小さなお祭りや職人さんなど、ふるさとのいまを伝えます。上伊那、下伊那を巡る「小さな旅」をお楽しみ下さい。


泰阜村

 天竜川ライン下りの船着き場 一家の夢をのせて

里山を訪ねて 2013年8月15日放送

唐笠港(からかさこう)は、天竜川の流れに一番近い駅JR飯田線唐笠駅に隣接した船着場。名勝天龍峡から乗船し、舟下り(天竜ライン下り)の終着港となる。長瀞峡(ながとろきょう)と呼ばれる瀞場の左岸にある。
HP静止画2013-7-1.jpg
舟下りの乗客はJR飯田線に乗って乗船場の天龍峡温泉港に戻ることもできる。(JR唐笠駅→JR天竜峡駅)


HP静止画2013-7-2.jpg

 唐笠港 データ

場所:下伊那郡泰阜村唐笠 
時間:天龍峡から舟で約50分    
見所:舟からしか見る事が出来ない天竜川の姿など 
  :唐笠駅は、トンネルが138個もあるJR飯田線の秘境駅のひとつ

最盛期には年間12万人もの乗船客がある天竜川ライン下りですが、はじまりは一家3人で細々としたものでした。半崎保道さん(78)は16歳から舟大工の修行を積み、船頭歴47年のベテラン船頭です。半崎さん一家は、昭和35年頃、父親の美佐男さんと妹の利子さんの3人で舟下りを考え、親戚や近所の人などを乗せて始まりました。舟下りの良さは次第に評判を呼び、その後天竜川ライン下りの会社を設立、大きな事業になっていったのです。

唐笠港 ミニスライドショー

HP静止画2013-7-5.jpg

外国人もたくさん乗ってくれ嬉しいです。

天竜川ライン遊舟 会長 半崎保道さん(78)

ここは舟からしか見えない景色がほとんどで、四季を通じて天竜川の良さを感じられると思いますね。
希望を持ってはじめた(舟下りの)コースですがね、今になってみるとやってよかったなと思いますね。(コースは天龍峡〜長瀞峡)

外国から団体のお客様がみえるもんで、ほんと喜んでくれてね。国内だけではなく本当に世界のみなさんが集まってくれるということは嬉しいですね。




周辺地図 唐笠港 下伊那郡泰阜村唐笠周辺

天竜川ライン下り

天龍峡港から唐笠港まで約1時間、天龍峡の絶壁の間を流れる天竜川を下ります。名勝 天龍峡は、天竜川の幾千万年の侵食により、川の両岸に奇岩・怪石が聳え立つ大自然の渓谷です。春の新緑と岩間躑躅、山桜、夏の緑と白百合、秋のもみじ、冬の雪景色と四季の変化に富む名勝に相応しい景観が楽しめます。
また、船頭による投網の実演も見もので、捕れた魚は、少人数の場合、船内で塩焼きとしてご賞味いただけます。大人数の場合は、とんびの餌付けをお楽しみいただけます。
とにかく素晴らしい景色は必見の価値有り。四季折々の美しさはいつ見ても最高!
下條村観光協会HPより




アクセス 中央道飯田山本IC 三遠南信道天竜峡IC JR唐笠駅

飯田山本ICから、三遠南信道天龍峡ICへ。
天龍峡ICから国道151号線経由、車で約20分
天竜川にかかる長瀞橋(ながとろばし)を渡りすぐ上流。
 
最寄りの駅:JR飯田線 唐笠駅