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「こんにちは伊那谷」は1回2分半の映像シリーズです。伊那谷各地の残したい風景、伝えたい言葉、小さなお祭りや職人さんなど、ふるさとのいまを伝えます。上伊那、下伊那を巡る「小さな旅」をお楽しみ下さい。


天龍村坂部

からこ餅とカヤダカラで神々を迎える

里山を訪ねて 2013年7月25日放送

長野県最南端天龍村坂部は静岡県、愛知県との県境にある村です。「坂部の冬祭り」はじめ、数百年前から数々の祭りが伝わる神々が舞い降りる里です。
2013静止画 坂部の祇園祭り5.jpg
坂部の祭りでは、季節に応じたお宝と旬の食物を神々に捧げる風習を今も守っています。祇園祭りでは、7月が旬の小麦でつくった菱形のからこ餅と茅を編んだカヤダカラを村のあちこちに供えます。


2013静止画 坂部の祇園祭り19.jpg

 坂部の祇園祭り データ

場所:大森山諏訪社、日代八坂神社 
日時:毎年7月中旬    
内容:からこ餅とカヤダカラを供え神事を行い祈りを捧げる。大祓では、人形  (ひとがた)に折った紙に名前や願いを書き、虫川に流す

坂部には「五度の祭り」と呼ばれる「元旦祭」「十五日の祭り」「雛の祭り」「祇園祭り」「九月の祭り」をはじめ、年間53もの祭りが残されています。関福盛さん京子さん夫妻が中心となり、先祖から受け継いだ祭りを今も守りつづけています。        祇園祭りのお供え「からこ餅」は、直会(なおらい)の席では、囲炉裏で伝統野菜の「ていざなす」などとともに焼かれ、人々に振る舞われます。

坂部の祇園祭り ミニスライドショー

2013静止画 坂部の祇園祭り18.jpg

坂部には大切なものがたくさん残っています

天龍村坂部在住 関京子さん

坂部は自然も素晴らしいしね、どこにもないような大切なものがここには残っていると思うんです。ほんとうに大切な場所です。

からこ餅は、祭りの後、お宮の火で焼いて、みんなとお祭りの話をしながら食べると結構おいしくてね。皆さん喜んで食べて下さるんです。


周辺地図 坂部の銀祭り 天龍村坂部周辺

祇園祭り (京都八坂神社の祭礼)

園祭(ぎおんまつり)は、京都市東山区八坂神社園社)の祭礼で、明治までは「園御霊会御霊会)」と呼ばれた。貞観年間(9世紀)より続く。京都の夏の風物詩で、7月1日から1か月間にわたって行われる長い祭である。

疫病の流行により朝廷は863年貞観5年)、神泉苑で初の御霊会(ごりょうえ)を行った。しかし、その後も疫病の流行が続いたために牛頭天王を祀り、御霊会を行って無病息災を祈念した。
869年(貞観11年)、全国のの数を表す66本の矛を卜部日良麿が立て、その矛に諸国の悪霊を移し宿らせることで諸国の穢れを祓い、神輿3基を送り薬師如来の化身とされた牛頭天王を祀り御霊会を執り行った。この869年の御霊会が園祭の起源とされている。
Wikipediaより抜粋


アクセス 飯田IC 飯田山本IC

飯田IC下車、国道151号、阿南町早稲田経由(約1時間)。飯田山本IC経由、三遠南信自動車道天龍峡IC下車、国道151号線阿南町早稲田経由(約40分)。 
最寄りの駅:JR飯田線平岡駅、鶯巣駅