本殿に負けずに頑張れ
箕輪町在住の樹木医 唐沢清さん(78)
昭和49年に南側にあった大きな枝が折れ、中がさらけ出されるという大きな災害にあいました。平成のはじめに箕輪ダムに工事に来ていた業者に協力してもらい、空洞を埋めワイヤーで固定する処置をしました。その後、平成15年前後に再びワイヤーでつる処置を行いました。現在は、9本のワイヤーで支えられています。
満身創痍のハリギリですが、国内の巨木リストで2番目の大木で、樹齢も350年と本殿の約200年より古いので、「俺の方が古いんだぞ」と、何とか頑張ってほしいですね。
周辺地図 「宮脇のハリギリ」 箕輪町長岡市周辺