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「こんにちは伊那谷」は1回2分半の映像シリーズです。伊那谷各地の残したい風景、伝えたい言葉、小さなお祭りや職人さんなど、ふるさとのいまを伝えます。上伊那、下伊那を巡る「小さな旅」をお楽しみ下さい。

  飯田市

中央道建設工事で一度は伐採の運命だった大柊

巨樹を訪ねて 2011年8月25日放送

大柊は、中道建設工事により、一度は伐採される運命だったが人々の願いにより伐採を免れ、現在の中道の中央付近から東へ30mほど移植された。移植後、樹勢が衰え姿を大きく変えたが、かつては文字通り大柊だった。
静止画 大柊2.jpg
小林家では、ご神木をとても大切にし毎日お参りを続けている。柊鰯の魔除けも毎年行う。


静止画 大柊5.jpg

羽場の大柊 データ

樹齢:約500年 
樹高:12メートル
幹周:3.4メートル
飯田市天然記念物

ここに住む小林家のご神木として大切にされてきた木です。現在も、毎年、小林家一族が集まり、木の無事と一族の安泰を祈ってお祭りを続けています。100トンを越える木を移植するという歴史を経て、今なお小林家の守り神として生き続けています。

羽場の大柊 ミニスライドショー

静止画 大柊7.jpg

毎日お参りしています 頑張りなんよ

小林源治さん 和子さん 

和子さん 毎朝お参りしています。今日一日お願いしますとか、お父さんが病院に行ったので無事でありますようにとか…。後ろの方の根だけで頑張っているので、これからも頑張って私たちを見守ってほしいです。
源治さん 「わしも歳を取ったなあ。だけど、何とか元気でおるで、これからも同じように手入れをつづけてくれよ」と大柊が言っているような気がします。「長生きするよう、頑張りなんよ」と声をかけてあげたいです。


周辺地図 「羽場の大柊」 飯田市羽場周辺

柊鰯(ひいらぎいわし)

柊鰯(ひいらぎいわし)は、節分に魔除けとして使われる、の小枝と焼いた鰯の頭、あるいはそれを門口に挿したもの。西日本では、やいかがし(焼嗅)、やっかがし、やいくさし、やきさし、ともいう。
柊の葉の棘が鬼の目を刺すので門口から鬼が入れず、また鰯の臭いで鬼が近寄らないと言う(逆に、鰯の臭いで鬼を誘い、柊の葉の棘が鬼の目をさすとも説明される)。日本各地に広く見られる。


アクセス 飯田IC

飯田IC下車(約15分)
小林家敷地内にあるので事前に連絡を。