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「こんにちは伊那谷」は1回2分半の映像シリーズです。伊那谷各地の残したい風景、伝えたい言葉、小さなお祭りや職人さんなど、ふるさとのいまを伝えます。上伊那、下伊那を巡る「小さな旅」をお楽しみ下さい。

  駒ヶ根市

樹齢1250年 日本武尊ゆかりの神代杉

巨樹を訪ねて 2012年9月6日放送

大御食神社(おおみけ・じんじゃ)の境内に立つ樹齢千二百五十年のご神木(三代目)。日本武尊がこの木の根元で3日間にわたって御馳走を振る舞われたという伝説が残る。
静止画 大食神社御蔭杉 1.jpg
大御食神社は、今年1900年祭を迎える古い神社で、美しの杜とも呼ばれる美女ヶ森の中にある。氏子5000戸を持つ上伊那最大の神社。


静止画 大食神社御蔭杉 6.jpg

大食神社 御蔭杉 データ

樹齢:伝承1250年 
樹高:34.3メートル   
見所:ひと際太く大きな御蔭杉と立川流の彫刻技法が見事な本殿社 
伝説:この杉の根元で日本武尊が3日にわたって接待を受け、大いに御馳走を食べた

大御食神社と杉は、美女ケ森と呼ばれる森の中にあり、この「美女ケ森」という名も、神話に由来していると言われています。社殿には、立川流による見事な細工を見ることもできます。上伊那最大、約5000戸の氏子を有する神社を見守るご神木です。

大食神社 御蔭杉 ミニスライドショー

静止画 大食神社御蔭杉 9.jpg

厳しい世相だけれど心豊かに

大食神社氏子総代会会長 赤須弘侑さん

大食神社に残る神代文字に、日本武尊と御蔭杉の伝説が書かれています。現在の御蔭杉は三代目で樹齢1250年、神社も1900年祭を迎えます。
そんな歴史ある杉や神社を大切に守っていきたいと、氏子一同力を合わせていきたいと思っております。
千年を越える長寿のご神木は、「厳しい世相だけれど心だけは豊かに」そんなことを伝えているのではないでしょうか。


周辺地図 「大食神社 御蔭杉」 駒ヶ根市周辺

伝説の御蔭杉

上古の時代、建御名方命は国の巡りの時「奇(くしき)杉なり」と詔らせ給ひてこの杉を愛(め)で、景行天皇の御代、日本武尊が東征の帰路、大樹の元に仮宮を設けて赤須彦より饗されたとき大いに悦ばれ「この杉はや、弥栄えて丈高し、奇び杉なりや。」と誉めた。
以来この杉を「御蔭の杉」というようになったと「美しの杜社伝記」は伝えている。
神功皇后4年(204年)、御影杉が枯れたので 翌5年春、中枝の大虚に育った実生の杉の植継を行った。
また文徳天皇斉衛3年(856年)5月 御蔭杉が枯れたため 同天皇天安2年(858年)春 上下伊那より 氏子百数十人により 杉の植継行われ 七日七夜 歌い舞の宴を張り 大祭を行いしと記され伝えられる。
現在の御蔭杉は その時植えられた三代目のもので 樹齢千百年余りを経ている。(Wikipediaから抜粋)


アクセス 駒ヶ根IC

駒ヶ根IC下車、駒ヶ根市の市街地を抜け国道153号線経由で赤穂高校方面へ。(約15分) 
最寄りの駅:JR飯田線 小町屋駅