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「こんにちは伊那谷」は1回2分半の映像シリーズです。伊那谷各地の残したい風景、伝えたい言葉、小さなお祭りや職人さんなど、ふるさとのいまを伝えます。上伊那、下伊那を巡る「小さな旅」をお楽しみ下さい。

南箕輪村田畑

何処からかよみがえった蛍

里山を訪ねて 2012年8月9日放送

半沢は、南箕輪村の段丘崖に湧き出る中央アルプスの伏流水で、清流で育つわさび畑があります。昭和初期にはホタルが乱舞していたそうですが、いつの間にか消えてしまいました。それが、再びよみがえったことから保護活動がはじまりました。
静止画 半沢ほたるの里 1.jpg
半沢ほたるを守る会では、ホタルが発生する頃には周辺に小さなボンボリを灯したり、車のライトの光を低減させるよう寒冷紗をガードレールに張り巡らすなどの活動をしています。


静止画 半沢ほたるの里 5.jpg

半沢ほたるの里 データ

蛍の種類:源氏蛍(ゲンジボタル) 
場所:半沢の中程80メートルほどの区間    
駐車:半沢ほたるの会が付近の家の駐車場などへ案内してくれる(時間により)
見頃:6月中旬

6月中旬、長さ80メートルほどの沢添いに数千ものほたるが飛び交います。田畑半沢を愛する会では、ほたるの季節になると、毎晩行灯をともし、車の通行を規制するなど、ほたると清流を楽しんでもらえるおもてなしをして、次世代につなぐ活動を重ねています。

半沢ほたるの里 ミニスライドショー

静止画 半沢ほたるの里 10.jpg

蛍が棲める環境を次世代に繋いでいきたいです

田畑半沢を愛する会会長 植田光夫さん

半沢はワサビが育つような清流で、周辺には森がたくさんあり自然が残っています。それがホタルの棲みやすい場所になっている理由だと思います。
この環境を次世代の方々にも引き継いで守っていってもらいたいと思います。
田畑半沢を愛する会では、ホタルが発生しやすい環境を守るとともに、ホタル見物に来る方々が蛍を静かに楽しめるよう、ささやかな活動をしています。是非一度、半沢に足をお運び下さい。


周辺地図 「半沢ホタルの里」 南箕輪村田畑周辺

ほたる祭り期間中は交通規制も

田畑半沢を愛する会では、ホタルが発生する期間「ほたる祭り」を開いています。夜7時半から9時半までは、発生区間の交通規制も実施。50名ほどの会員が駐車案内をしたり、ボンボリを灯すななど親切に応対してくれます。
半沢をはじめ田畑周辺にはワサビ畑も多く、周辺の森林とワサビ畑が織りなす美しい風景が見られます。



アクセス 伊那ICと伊北IC

伊那IC下車、国道153号線で南箕輪村田畑へ(3km約5分)。伊北IC下車、国道153号線経由(12km約10分)。
最寄りの駅:JR飯田線 田畑駅(徒歩10分)