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「こんにちは伊那谷」は1回2分半の映像シリーズです。伊那谷各地の残したい風景、伝えたい言葉、小さなお祭りや職人さんなど、ふるさとのいまを伝えます。上伊那、下伊那を巡る「小さな旅」をお楽しみ下さい。


飯田市座光寺

舞台校舎のある旧座光寺小学校ともに300年余

里山を訪ねて 2012年7月26日放送

舞台桜は、飯田市座光寺の麻績神社の境内にある県内最古の木造建築、旧座光寺小学校(麻績学校)前にあります。麻績学校校舎は、歌舞伎舞台と学校が一体となった珍しい建物であることから、「舞台桜」と名づけられました。
静止画 舞台桜3.png
座光寺の高台にある麻績神社境内の舞台校舎と枝垂れ桜。


静止画 舞台桜4.png

麻績の里 舞台桜

樹高:12メートル  樹齢:推定300年
樹種:半八重紅彼岸枝垂れ桜   
見頃:4月上中旬
見どころ:花びらが咲き分ける美しい枝垂桜と舞台校舎

普通のしだれ桜の花びらは5枚ですが、舞台桜は半八重紅彼岸枝垂れ(ハンヤエベニヒガンシダレ)という希少種で、花びらが5枚から10枚までの咲き分けで、さまざまな数の花びらをもつしだれ桜は全国でここだけだそうです。また、春には近くの座光寺小学校の子供たちが、「こども桜ガイド」として、訪れる人を案内し、故郷の宝を語り継いでいます。

麻績の里 舞台桜 ミニスライドショー

静止画 舞台桜16.png

名前を公募したところ、圧倒的多数で「舞台桜」に!

座光寺公民館 館長 塩澤哲夫さん

桜の名前を公募したところ、圧倒的に多くの方が「舞台桜がいい」と言っていただき名前が決まりました。「桜と舞台校舎でワンセット、大事にしていこうね」。座光寺の皆さんにはそんな気持ちがあると思います。
また、子供たちと「舞台桜」を巡る様々な活動をしています。全国でも一本だけということは、世界でも一本だけ。その桜の大切さを伝え、ふるさとの大切さ良さをともに学んで行きたいと思います。


周辺地図 「麻績の里 舞台桜」 飯田市座光寺周辺

古い町並みが残る座光寺界隈

飯田市座光寺は飯田市街の北東約3kmに位置する旧伊那街道に沿った集落です。
早くから開けたところで、村の北東にある高岡一号古墳は下伊那地方有数の規模で、その他多数の古墳群があります。
座光寺はじめ下伊那郡はかつては桑畑が多く、日本一の養蚕地帯が形成されたところでもあります。
座光寺集落には、多くの重厚な本棟造りの豪邸や土蔵が見られ、この地の歴史を感じさせます。


アクセス 松川ICと駒ヶ根IC

松川ICか飯田IC下車、国道153号線経由で松川IC、飯田ICから約25分。元善光寺に向かい、さらに麻績神社を目指します。
最寄り駅:JR飯田線元善光寺駅