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「こんにちは伊那谷」は1回3分の映像シリーズです。伊那谷各地の残したい風景、伝えたい言葉、小さなお祭りや職人さんなど、ふるさとのいまを伝えます。上伊那、下伊那を巡る「小さな旅」をお楽しみ下さい。


天龍村平岡

天竜川沿いの秘境駅

里山を訪ねて 2015年8月27日放送

JR飯田線の秘境駅のひとつ鶯巣駅(うぐすえき)
2015静止画8-4-1.jpg
駅に下り立つと文字通り鶯(ウグイス)のさえずりが響き渡る


2015静止画8-4-3.jpg

小栗弘平さん データ

歴史:昭和12年開通
   飯田線の難工事区間で最後に開通した駅のひとつ
駅名:長野県最南端の村天龍村平岡の
   鶯巣(うぐす)地区にあることからつけられた 
鶯巣:約30軒の小さな集落 開通前は帆舟などで物資を運んでいた   

秘境駅「鶯巣駅」のすぐそばで生まれ育った村澤仁さん(84)は、昭和12年の開通時時は、同駅から飯田線で通学した最初の小学生でした。村澤さんはその後教員として長野県各地に赴任しましたが、退職後は飯田線の撮影に尽力し、スケッチや資料収集なども行なっています。

JR飯田線鶯巣駅 ミニスライドショー

2015静止画8-4-11.jpg

「ありがとう」と言いたいね

飯田線通学の小学生1人目だった 村澤仁さん(84)

この地域は交通の便が悪く、私が子供の頃まで天竜川を帆舟がのぼって来て、物資を運んでいましたね。飯田線開通時は、私は鶯巣駅から通学した1人目の小学生でした。
 家からわずか数分歩けば電車が来て、極端なことを言えば全国何処へでも行ける。これも鶯巣駅と飯田線があったからです。感謝の気持ち込めて「ありがとう」と言いたいね。



周辺地図 「JR飯田線鶯巣駅」 天龍村平岡鶯巣 周辺

JR飯田線

 開業・ダム建設輸送・戦時国有化国鉄分割民営化と、折々の時代の要請の中で愛知県静岡県長野県に跨る険しい山岳地帯を貫き全通を果たし、現在も東三河・天竜・中南信の都市農山村を結ぶ路線。起点の豊橋駅から終点の辰野駅を経て長野県の上諏訪駅まで各駅停車で直通する列車もあり、豊橋駅から辰野駅までは約6時間かかるが、一度も乗り換えることなく行くことができる。1983年までは旧形国電の宝庫として鉄道ファンの注目を集めたが、現在でも天竜川の険しい渓谷を縫うように走る車窓風景や、小和田駅田本駅などのいわゆる秘境駅の存在から、鉄道ファンや旅行者に人気のある路線である。

 もともと直結した4社の私鉄路線(豊川鉄道鳳来寺鉄道三信鉄道伊那電気鉄道)を戦時国有化・統合したことで成立した路線であり、駅はほぼ開通時の沿線集落ごとに設けられている。このため駅間距離が旧国鉄の地方路線としてはとても短いのが特徴で、全長195.7km中に起終点を含めて実に94の駅がある[1]。それらの平均駅間距離は約2.1kmと大都市の市街地路線並みであり、また地方鉄道の簡易な規格で建設されたことから速度は低く、急カーブや急勾配も多く見られる。中でも赤木駅 - 沢渡駅間の勾配は40で、信越本線の横川駅 - 軽井沢駅間(碓氷峠)が廃止された後は、JR最急勾配となった。

三遠南信地区(本長篠駅 - 天竜峡駅間)


宇連川
天竜川沿いの小町村・小集落を縫って走る急峻な山岳路線である。列車は豊橋方面との直通が多いが、一部は豊橋駅 - 中部天竜駅または水窪駅間および飯田駅・天竜峡駅 - 平岡駅間の区間運転となり、列車はおおむね朝夕1時間1本、日中は2 - 3時間程度間隔が開く。愛知・静岡・長野の3県にまたがる区間で沿線人口も少ないため、この区間を通しで普通列車に乗車する利用者は少ない。2012年3月17日のダイヤ改正から本長篠駅 - 中部天竜駅間の一部列車でワンマン運転が行われているが、中部天竜駅 - 天竜峡駅間では全列車に車掌が乗務している。中部天竜駅 - 水窪駅間には、川の対岸に渡らず戻ってくる通称S字橋こと第六水窪川橋梁がある。水窪駅 - 天竜峡駅間には秘境駅と呼ばれる駅もいくつか存在する。

wikipediaより抜粋 

 



アクセス 飯田山本IC 三遠南信道天竜峡IC

中央道飯田山本IC経由、三遠南信道天竜峡IC下車 国道151号線経由で阿南町早稲田から泰阜村、天龍村方面へ県道飯田富山佐久間線で天龍村方面へ
 阿南町新野から国道418号線経由で天龍村へ