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「こんにちは伊那谷」は1回3分の映像シリーズです。伊那谷各地の残したい風景、伝えたい言葉、小さなお祭りや職人さんなど、ふるさとのいまを伝えます。上伊那、下伊那を巡る「小さな旅」をお楽しみ下さい。


阿智村浪合

尹良親王を祭神として祀る浪合神社の例祭

里山を訪ねて 2015年7月30日放送

浪合神社では手踊りにつづいて雌雄2頭の大獅子が舞う。
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後醍醐天皇の孫、尹良親王の霊を弔う応永甲辰囃子。神社で奉納後、獅子舞と囃子屋台が村内を練り歩く。


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応永甲辰囃子 データ

場所:浪合神社及び村内
歴史:応永31年(1424年)に亡くなった尹良親王の霊を弔う伝統行事
   (神社は今から約320年前の延宝年間に造営)
村社祭:4月24日春の例祭10月24日秋の例祭(屋台囃子は春に奉納)   
見どころ:優美な獅子舞と子供たちのお囃子など

浪合神社は、室町時代に、この地で戦死した尹良親王の霊を祀ったことがはじまりであるとされています。尹良親王は、後醍醐天皇の孫にあたり、父は大河原(現在の大鹿村)を30年間にわたり拠点として北朝打倒に尽くした宗良親王(むねながしんのう)です。

応永甲辰囃子 ミニスライドショー

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お隣近所仲良く 村中仲良く

浪合応永甲辰囃子保存会会長 近藤守孝さん(83)

小さな集落ですが、先人たちがつづけてきた伝統行事を、子供も大人も協力してやってきました。協力があったから今までやってこれたと思っています。
 何とかしてね、お隣近所仲良く、村中仲良くねやっていきたいなあという気持ちを持って、昔から言いますけど、和の心を大事にしてね、やっていければ一番いいなと思っています。



周辺地図 「応永甲辰囃子」 阿智村浪合 浪合神社周辺

村社祭

毎年4月と10月の24日には、浪合神社の例祭が行われており、この例祭は村の人々に「村社祭」と呼ばれ親しまれています。

 例祭では、尹良親王(後醍醐天皇の孫)の霊を弔うための応永甲辰囃子や、慈念和尚を讃える念流太鼓が披露されます。
これは、昔からの伝統芸能を後世に伝えようということで、村の人々によって受け継がれている貴重なものです。
 また、春の例祭では屋台囃子が街中を練り歩き、踊りや出し物が盛大に披露されます。
 秋の例祭では演芸大会が行われ、村の人々が出演し、親睦を深めたりいて楽しみの一つになっております。


『阿智村浪合振興質』HPより抜粋


アクセス 飯田山本IC 園原IC

中央道飯田山本ICまたは園原下車、国道153号線経由で浪合方面。飯田山本ICから約30分、園原ICから約20分