印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

朝の学舎制作委員会のサイトへようこそ 
Welcome to our Web Site

再生ボタン▶をクリックしてHD動画で番組をお楽しみ下さい。ボリューム調整は画面右下にあります。

「こんにちは伊那谷」は1回3分の映像シリーズです。伊那谷各地の残したい風景、伝えたい言葉、小さなお祭りや職人さんなど、ふるさとのいまを伝えます。上伊那、下伊那を巡る「小さな旅」をお楽しみ下さい。


売木村

小さな村に春を告げるお祭り

里山を訪ねて 2015年7月9日放送

舞子と呼ばれる太鼓の打ち手の見事な舞い
2015静止画7-2-4.jpg
山腹にある太田稲荷神社までお練りがつづく


2015静止画7-2-3.jpg

売木のお練り データ

開催:春分の日
コース:9:30役場前〜太田稲荷神社   
投げ餅:宝蔵寺駐車場
見どころ:舞子の優雅な舞い 行列を支える子供たち

売木のお練りは毎年春分の日に行なわれる優雅なお祭りです。役場前を出発した行列は目抜き通りを抜け、太田稲荷神社へ向かいます。

売木のお練り ミニスライドショー

2015静止画7-2-9.jpg

進学しても春休みに村に戻り、またこの舞いを舞いたいと思います

舞子をつとめた、清家風貴さん(15)

子供の頃から舞子にあこがれていました。自分の精一杯の舞いを神様に奉納できたので良かったと思います。高校に行ってしまいますが(近隣に高校がないので)春休みには村に戻って来て、またこの舞を舞いたいと思います。





周辺地図 「売木のお練り」 売木村周辺

売木のお練り祭り

太田稲荷神社の春の祭典に奉納する伝統芸能です。
神官、御輿を先頭に大太鼓、小太鼓、笛方と続き、後に五色旗や花が長い列をつくり、村中を練り歩きます。

お練りの見どころは大太鼓を打つ若者の姿にあります。この所作は踊りとはいわず「舞」と表現します。ゆったりと、優雅に、そして勇壮な姿は、まさに「舞」そのものです。
祭りの形態は、明治初期には「神送り」と呼んで「岡崎女郎衆」「真金小粒」「祇園囃子」の三種類を笛太鼓のみで練り歩きましたが、明治40年頃に青年会有志が各地のお練りを見学、大太鼓二つ、小太鼓四つ、笛方四人に花笠、紅白襷、バチ飾りなどを加え、現在のお練りの原形となりました。今では多くの女性や子供が参加し、さらに華やかとなりました。
行列は朝9時30分に役場前を出発し、村の中心部を練り歩き、太田稲荷神社へ練り上げていきます。神事を行い、投げ餅で解散となります。この餅は、食べると1年間病気をしないといわれています。また、行列中の花は、境内に入ったとたん参詣人が取り合います。これを田畑に挿しておくと、病虫害を防いでくれるといわれています。全ての終了はおおよそ正午ごろです。
雨天の場合は午前11時より1時間、役場隣の文化センターぶなの木で奉納します。
駐車場は役場または宝蔵寺へ。

売木村HPより

アクセス 飯田山本ICか三遠南信道天竜峡IC

飯田山本ICから三遠南信道天竜峡IC下車→国道151号で約50分。飯田山本IC下車、国道153号線で平谷村に向かい途中左折し平谷峠経由(約50分)。
JR飯田線飯田駅から南部公共バスで約2時間(平日運行、1日2往復)