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長野県箕輪町のNPOパカパカ塾(春日幸雄塾長)は、馬の世話や馬との関わりを通して、子供たちの自立する力や、心の力を育む活動をつづけています。塾では、10年ほど前からモンゴル大草原で暮らす遊牧民と、馬を通じた交流をつづけています。
春日塾長は、ある出来事で悩んでた塾生の中学生ユッコに、モンゴル大草原で暮らしてみないかと提案をしました。ユッコは家族と相談し、2ヶ月間大草原で暮らすという、大きな決断をしました。
2009年春、ユッコは春日塾長と二人で、日本から4000キロ離れたモンゴルに旅立ちました。
ナレーション 武田徹・熊木杏里(スペシャルゲスト)
ユッコが暮らした大草原は、モンゴルの首都ウランバートルから車で4時間あまりのボルノール村郊外。サイハンダワンブラグ(美しい山の湧き水)と呼ばれる広大な草原地帯です。
ユッコの旅の目的は「仕事を覚えること」と「強くなること」です。
春日塾長が1日一緒にいてくれましたが、塾長は日本に帰り、翌日から遊牧民シャキチ一家とユッコの暮らしが始まりました。テレビもない、コンビニもない、通訳も友だちもいない大草原の暮らし。絶望のどん底から、たくましい笑顔へと変わってゆく、ユッコの心の軌跡を遠くからそっと見つめました。
ありがとう大草原の舞台 サイハンダワンブラグ(美しい山の湧き水)
ユッコのことでは、迷うことなく大草原のシャキチ一家がいいと思いました。パカパカ塾の体験ツアーで5日間ほどゲルステイをさせてもらっているのですが、遊牧民の家族はどの家でも子どもたちを安心してまかせられるます。太鼓判が押せますね。これまでの旅でよくわかっていました。
厳しい大自然の中で暮らす遊牧民には、私たちを魅了するような、あたたかな家族の絆があります。特に、子どもたちはよく働くし、よく気がつくし、「これはすげえなあ」と思うことが多いですね。
ユッコには、たくさんのいい経験をしてほしくて、思い切って親元や日本から離れて暮らすことをすすめたのです。
どん底から自分だけの力で這い上がったのだから、凄いヤツだと思いますね。ほんとうにいい体験をしてくれました。
NPO 伊那ハーレンバレー パカパカ塾
長野県箕輪町のNPO。馬の飼育と乗馬を通じて子どもたちの自立する力、心の力を育むことを目的に2001年に設立された。
春日塾長の主な指導理念は、
「少年少女時代に心に届く強いインパクトを(原体 験となるような本物の体験)」
「すべて自力でやらせたい」
「相手の気持ちをわかろうとする相手を思いやる気 持ち」など。