Interview
数ある企業の中でKOAに決めたポイントは何でしょう?
一番のポイントは「面白そうな会社だな」と感じたことです。
KOAはHPにもあるように「5つの主体」や「第2のバランスシート」など独特な用語が並んでいます。ありきたりなビジョンやミッションを掲げる会社よりも好きになれそうな予感がしました。
一方それらの開示が弱いなと感じる面もあり、実際に会社に入ってしまえばより詳しく知ることができるだろう、それらに自分も関わってみたいと思ったことがきっかけです。
また、採用面接で初めて本社を訪れた際には、パインパークの美しさにも惹かれました。社員レストランであるS・A・Wウイングまでの道のりは松とシダ植物に囲まれた森のようです。他社との厳しい競争の中でもこのようなゆとりを大切にしている会社だと感じました。
現在の所属部門と業務内容を教えてください。
入社後、匠の里という工場で約1年間の現場研修を経て、財務グループに配属になりました。その後、約3年間財務グループで仕事をしています。
財務グループの仕事は一言でいうと、会社の数字をとりまとめ、決算、決算発表を行うことです。そのために毎日のルーチン、月次業務、四半期決算を積み重ねていきます。
主な担当業務は、請求書や領収書の経費処理から支払業務、原価計算、固定資産管理、稟議書の受付などです。決算業務はまだまだ任される業務が少なく、これから身に着けていくために日々勉強中です。
また、財務グループは、会社全体のことを数字を通して知ることができ、若いうちから各部署の責任者や役職者の方と話をする機会も多く、自分次第でいくらでも成長できる部署だと思います。
「ココが楽しい!ワクワクする!」ポイントを教えてください。
[仕事・仲間編]
KOAには「改善活動」という文化があります。改善活動は、現場が主体となり、自分たちの職場や仕事をより良いものに変えていく活動です。
財務グループの仕事はルーチンワークがほとんどです。その中で「どうしたらより分かりやすい資料になるか」「どうしたらより早く正確に資料が作成できるか」と考え、自分の中で仮説を立て改善を実施していきます。
エクセルやVBA、管理会計、経営分析などを勉強することで、「もっとこうしたほうがいい!」「こういうやり方がある!」と新しい着眼点が見えてきます。今までで一番勉強が楽しいと感じています。
[会社編]
KOAは現在進行形で、変化の途中の会社だと思っています。サウスウイング・ウエストウイング・西山工場といった新しい建屋ができたり、若手社員含めた公募型のプロジェクトが発足したり、日々変化を感じています。
「やりたい」と手を挙げたことに関してはやらせてもらえる会社なので、自分から積極的に働きかけて、自分も変化を起こす側になりたいと思っています。
将来の野望!ビジョン!等、自身の目指したい姿を教えてください。
私は大学で会計学を学んでいましたが、その中でも環境会計や統合報告書など、財務情報と非財務情報の関係性に興味を持ちました。
昨今目にすることが多くなったSDGsは、今までの企業の社会的責任(CSR)というコンプライアンス順守だけではなく、社会課題の解決を企業に働きかけています。
会計においても、開示における非財務情報の重要性は年々高まっており、財務インパクトの大きい非財務情報の開示と戦略が重要になると言われています。私は、財務情報のみならず、非財務情報にも精通し、現在の財務グループの枠を越えた会計業務を行いたいと考えています。