KOA流人事制度

一人ひとりの働き甲斐を実感できる”KOA流”の人事制度

自主的自発的に能力を高め、真に活躍し貢献した人に報いたい

KOAは、私たちを取り巻くめまぐるしい環境変化の中で、お客様とのより強固な信頼関係を築きながら企業としてさらなる成長と発展を実現していくためには、社員一人ひとりの意欲と能力向上が必要不可欠であると考えています。そのために1996年に従来の年功序列重視の制度から年功的要素+能力・成果主義への人事制度改革が始まりました。

2000年からのKOAの人事制度は、社員の終身雇用は継続して守りながら、年齢・性別・勤続年数・採用方法に関係なく、自主自発的に能力をアップし成果を上げた人が評価され、より高い処遇を獲得できる制度となりました。単なる成果主義型ではありません。自分が果たしたことを認められ納得できる報酬を手にできた時の「有償の働き甲斐」だけでなく、果たそうとして取り組んでいることに感謝されたり褒められたり誇りを感じたりする「無償の働き甲斐」を大事にしたいと考えています。

私たちはこの2つの働き甲斐を大事にし、金銭のみならず仲間と共に働く喜びを感じたり、生きる喜びを追求できる"明るく楽しい職場"を作り上げていきたいと思っています。一人ひとりの技やノウハウが向上し蓄積され、お客様の評価に結びつき、それがKOAの繁栄へ繋がってゆく、それが「一人ひとりの働き甲斐」につながる、そんなKOA流人事制度へ進化を続けています。

人事制度の4つの枠組みと8つの職群

人事制度は4つのコアとなる枠組みから構成しています

「基本処遇」:
入社いただく方をどのような処遇でお迎えし、どのように処遇していくか、を規定。
「人事評価」:
社員をどのように評価するかを規定。人事制度の心臓部であり、個人の組織への貢献を明確にする「目標管理制度」と連動し、目標達成度を評価する成果評価と、求められる能力の習得度を測る能力評価から成る。
「賃  金」:
人事評価の結果を反映して、社員の働き甲斐に直接応える給与および賞与の決定方法を規定。
「能力開発」:
社員の自己啓発を支援し、効果的に人材を育成することを規定。

人事制度の4つの枠組みと8つの職群

社員は8つに区分するいずれかの職群に格付します

企業理念の実現に大きな役割を果たす「職人」

企業理念の実現に大きな役割を果たす「職人」

KOAの人事制度における大きな特長といえば、優れた固有の技術を持ち、その成果によりKOAの企業理念実現に貢献できる社員に適用される資格として「職人」があります。この制度はドイツや欧州に見られる専門的な技能や高度な知識経験のある方を社会的に認める"マイスター"にちなんで「マイスター職群」と命名されています。 その「職人」は、「職人初伝」、「職人中伝」、「職人上伝」と分類され、特にその技術技能によって職場への生産性向上への貢献や、その腕前を周囲の人へ伝承することができる人を認定条件とします。「名人」は職人の中でも貢献実績の顕著な人や社外にも通用する卓越した技術技能が認められる社員に認定される資格です。

現在では、設備設計・材料開発・装置設計・測定解析評価などのさまざまな分野で優れた職人が誕生し活躍しています。その成果はKOAの企業理念実現に向け大きな役割を果たしています。