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「こんにちは伊那谷」は1回3分の映像シリーズです。伊那谷各地の残したい風景、伝えたい言葉、小さなお祭りや職人さんなど、ふるさとのいまを伝えます。上伊那、下伊那を巡る「小さな旅」をお楽しみ下さい。

伊那市横山

食草のコマツナギを残して

里山を訪ねて 2014年8月28日放送

絶滅危惧種の蝶ミヤマシジミの雄
静止画2016-ミヤマ-1.jpg
伊那市横山の中村新一さんらは、ミヤマシジミを守ろうと「横山地区ミヤマシジミを守る会」をつくり、土手の草刈り等で食草のコマツナギを刈らないようにする活動等を地域に広めています。


静止画2016-ミヤマ-5.jpg

ミヤマシジミの里 データ

蝶:ミヤマシジミ(絶滅危惧種) 
食草:駒つなぎ(コマツナギ)
守る会:横山地区全体に保護活動を広めている

10年ほど前に蝶を追いかけている信州大学の学生からミヤマシジミの話を聞き、横山地区がミヤマシジミの生息地だと知った中村新一さんらが「横山地区ミヤマシジミを守る会」を結成しました。地域の集会等で保護活動の意義を普及し、土手の草刈り等でミヤマシジミの食草のコマツナギを刈らないようにする等の活動を地区全体で行っています。

ミヤマシジミの里 ミニスライドショー

静止画2016-ミヤマ-7.jpg

横山地区全体をミヤマシジミが飛び交う里に

横山地区ミヤマシジミを守る会会長 中村 新一さん

10年ほど前に、蝶を追いかけている学生(信大生)から横山が絶滅危惧種の希少な蝶の生息地だという話を聞き、何かできることはないかと活動を始めました。
私の農地だけでなく、横山全体を蝶が飛び交う集落にできればと「ミヤマシジミの里づくり」としてここ何年か取り組んでいます。
蝶が絶えないように駒つなぎを保護育成し、毎年、蝶が羽根を休め、子孫を残す場所のひとつにして行きたいですね。





周辺地図 「ミヤマシジミの里」 伊那市横山 鳩吹公園周辺

ミヤマシジミ

2007年の環境省レッドリストでは絶滅危惧II類であったが、2012年には絶滅危惧IB類に指定された。

ミヤマシジミ(深山小灰蝶、Lycaeides argyrognomom)は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ヒメシジミ亜科に分類される蝶の一種。
翅裏は灰色で、外周に沿ってオレンジの帯が入る。ヒメシジミアサマシジミと似ており、とくにヒメシジミとは長らく混同されていた。本種はオレンジ帯の中にある黒斑に水色の構造色がある点で他2種と区別可能。また翅表の色味はアサマに比べやや紫がかる。
平地では年4-5回、山地では1-3回発生する。他2種は秋には見られない。
越冬態はである。幼虫はコマツナギのみの単食性。
日本では主に中部関東地方北部に分布する。ただし山地性が強く、関東平野にはいない。生息地が重複する地域ではヒメが山地草原、本種は河原と棲み分ける。
新潟県柏崎市は国内唯一の海岸帯生息地である。
wikipediaより抜粋






アクセス 伊那IC

伊那IC、大型農道経由で横山へ「鳩吹公園」を目指す (車で約15分)